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卒業式

2010.03.19.Fri
うちの団の指揮者が、市内の某私立大学吹奏楽部の指導もしている縁で、その大学の卒業式に行って来た。




人数がいない部活なので、もともとうちの団から何人か呼ばれていたのだが、どうしてもピッコロが必要になったようで、わたしにも1週間前に声がかかった。
もともと美容院に行こうと思って休暇を取る予定の日だったので、まあいいよと引き受けた。

卒業式なんて、職業が先生か、子どもがいなければ縁がないイベントだ。
何か気持ちが引き締まるよねえ。


さて、実際の式では、学長・理事長の祝辞が意外によくて感銘を受けた。
学長の話は

これから社会に出るにあたって、「心の誇り」と「心の動き」を大切にしてほしい

・「心の誇り」とは
4年間勉学や部活動、ボランティア活動などに打ち込んで、そのこと自体に誇りを感じている諸君も多いでしょう。
しかし「自分の外の誇り」にも目を向けてください。同窓生数万人、そして在籍する教職員も諸君の誇りです。
彼らに恥ずかしくない社会人になること。そしてそれが同窓生や教職員の誇りでもあります。

・「心の動き」とは
人間は、結果を予測すると脳内時計が早まる…という脳科学者の研究結果があります。
つまり、物事に目標を置いたり結果を予想したりしながら仕事をすることで、自分の時間を何倍にも有効に使えるようになります。
何をやればよいのか迷ったら、結果や目標、理想を思い浮かべること。



すぐに「自分探しの旅」をしたがる最近の若者にとって、なかなか示唆に富む講話ではないか。


そして、理事長の話は

・仕事とは最後までやりとげるもの。途中でやめたらそれは全て失敗である。
・工学とは、生活を豊かにするもの。(工学系の学校なので)
 人の生活に役に立つ仕事をすることを目標にしてほしい。
・仕事とは本来公的 (public) なもの。若い頃は「自分のために」となりがちだが、「社会のために」力を尽くし、利益を独り占めしようとは考えないこと。



学長も理事長も、わたしの母校で長く教えていた先生だ。
わたしは思いがけず、自分の恩師の前に立っているような気分になり、背筋を伸ばして聞き入ってしまった。


x-x-x-x-x
そんな立派な先生方の薫陶を受けているはずなのに、部員のていたらくときたら…。
どうしてお手伝いのわたしたちより部員の方が少ないの?キミらの先輩の卒業式でしょ?
(いちばん多かったのは附属高校の吹奏楽部部員だった)
しかも、本番の朝に楽譜をよこすってどうよ…それは人にモノを頼む態度じゃないだろー

そして、案の定あんまり上手じゃないんだよ。全体的に残念な部活だ。

こんなダメダメなコたちを、torakoたちは入学式も手伝うことになりました…。

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