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オバちゃんの品格

2009.06.16.Tue
来週、シンガポールから視察団を受け入れるので、今日は通訳さんと打ち合わせを兼ねて、清掃工場を見に行ってきた。

この通訳さん、厳密に言うと通訳の資格は持っていない。観光ガイドさんなのだ。
しかし、今回は何かを交渉する目的ではないので、そんなレベルが高い通訳さんじゃなくても大丈夫。

なので、このあともとりあえず「通訳のオバちゃん」と呼ぶ。

初対面だったが、50代位のコロコロとよくしゃべって笑う朗らかなオバちゃんで、わたしたちは一瞬「いい人に当たったじゃん」と思った。

それはつかの間の好印象だった。

通訳のオバちゃん、一生懸命なのだがどこかズレており、人の話を全然聞いていない。
工場の人が説明してくれているのに、メモ帳に違うこと(たぶん前の説明の時に書き切れなかったのだろう)をズラズラと書き続け、自分が書き終わってから「えっ、何ですか」と聞き返したりしていた。
工場のおじさんも、これまた役所にはありがちな無愛想な人で、だんだん機嫌が悪くなっていくのが感じられた。

さて、焼却工場なので、収集車が入ってきて、ゴミのピットにゴミを落としていく。
深さ30mくらいある巨大なピットの中にあるゴミの山から、これまた巨大なクレーンがゴミ何t分かをいちどに持ち上げ、焼却炉に少しずつ入れていく。
それをわたしたち見学者はガラス越しに眺めるのだが、

オバちゃん、目を輝かせながら
「あの中に死体とか混ざってるんじゃないかしら」

あっても分からないというか、もはやあったところでなす術もないと思うのだが
(とにかく1個1個のゴミ袋が目視では判別できないくらいピットが深いし、ゴミの量だってハンパじゃない)

「年に1回くらいはありそうよね♪」
「…いや、私たち正直言ってゴミ1個1個の内容は確認してないです」
「んー、でも絶対あるわよ!」
「…そりゃあ犬や猫ならあるかもしれませんが」
「赤ちゃんとかもいたりして…コワイわねー!」
「…テレビの見過ぎじゃないですか?」

オバちゃんと工場の人のまるでかみ合っていないやり取りを聞きながら、わたしはだんだんイライラしてきた。
どれだけ食い下がれば気が済むんだ…。

すると、一緒にいたうちの係長がおもむろに
「収集車に入れた時点でつぶしたりかき混ぜたりしますから、人の形では出てこないでしょうね」
とバッサリ斬って捨て、ようやくおしゃべりが収まった。


x-x-x-x-x
世間話をするならまだいいが、こういう人に仕事を頼むのは不安だ…。
お願いだからシンガポーリアンにサスペンス劇場チックな話なぞしないでほしい。
日本人の品位が疑われる

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